雨天の浜松市
2004年5月16日(日)
朝起きるとホテルの窓から見える雨にがっかりし、昨日の「浜名湖花博」見学での疲れを少々感じながら朝食を済ませる。 明日の東京文化会館において開催される、日本石材産業協会の役員推薦委員会に出席するのには丸1日暇がありましたので、滅多に訪れる機会がない浜松市内観光に出かける事にしました。
これらの写真は浜松駅構内にある石の環境作品です。 様々な種類の石が、加工方法や配置により表情を豊かに変え、まるで石の作品を一同に集めた博物館の様でした。
石と水の調和が見るものに感動を与え、あらゆる生命にとってかけがえのない水を、石によって改めて再認識させてくれる空間です。 本来強調されるはずのオブジェとしてその水が、あいにくの雨と一体化し影を潜めている様です。
これは水の噴出し口と思われますが、水路と調和してそのデザインが大変面白いですね。 フローティングボールと呼ばれるものなのですが、下からの水圧で重たい丸玉の石がくるくる回っています。最近では良く見かけるようになりましたが、受けの部分がステンレスで出来ているのが珍しい。
浜松駅よりバスで程近いところに浜松城がある。 早速徳川家康の若き日の銅像が出迎えてくれた。それにしても思っていたより良い男に意外でした。(本当なんだろうか?)
年代を感じさせる荒荒しい石垣が目に入った。 その石垣に沿って玉石を使用した階段がある。これは後世に造られたものらしく、なんとなく違和感がありました。
この階段を上りきると浜松城天守閣である。浜松城は、三方ヶ原台地の東南端にあって、徳川家康が築いた。家康は天文11年(1542)三河国岡崎城内に誕生し、元亀元年(1570)長子の信康に岡崎城をゆずって、自らは浜松城へ移り、駿遠経営の本拠と定めた。 家康は、29歳から天正14年(1586)45歳で駿府城(静岡)に入るまで、在城17年に及んでいる。有名な姉川、長篠、高天神城、小牧・長久手の戦いもこの期間に行われ、家康にとって、この浜松在城17年間は、徳川300年の歴史を築く試練と年でもあった。
浜松城の石垣は、見るからに荒々しい。外観は、粗雑で一見崩れやすい様に見えますが、400年の風雪に耐え、いまなお戦国時代の面影を残しています。

浜松城入場料金
  大人(高校生以上)  150円
  子供(小・中学生)    無料
江戸に幕府が開かれてからは、諸大名にこれを守らせ、再任を含め25代の城主が在城した。在城中に老中に5人、大阪城代に2人、京都所司代に2人、寺社奉行に4人が登用されており、なかでも水野忠邦は、天保の改革で良く知られている。そのことから、浜松城は出世城とも云われるようになった。明治維新後はすっかり荒廃していたが、昭和33年新天守閣が再建され、昭和34年市の史跡に指定された。
浜松城に隣接する浜松城公園を散策してみた。これは石舞台で野外でのコンサートに使用されるようだ。 石舞台の観客席となる芝を引き摘めた後方に、幾何学模様を彫りこんだ石垣があった。
公園内の日本庭園に続く、その雰囲気にふさわしい石畳の散策路でした。 公園内にある平和のモニュメントです。黒御影石を使用した貼り石の台座に金物が巻かれていたのが気にかかりました。デザインによるものか、石の剥離を押さえているのか良くわかりませんでした。
建造物と石の納まりを見ながら、大変為になる散策でした。 これは日本庭園内にある池です。雨のため見学者も少なく静かに湖面に降る雨を楽しんできました。
太鼓橋から眺めたところの池とその奥の滝です。春にはソメイヨシノなど428本の桜が咲き、浜松市民の憩いの場所となっています。園内は本当にひろっかったです 浜松城公園内の美術館を覗いた後、浜松楽器博物館を見学にふたたび駅から、音楽の街浜松の新しいシンボル「アクトシティ」へと向かう。
途中また見事な石の造形物に出会う。浜松市はどうやら石が好きらしい。気候も良いところだと聞いているので、北海道で仕事をするより、浜松市で仕事をしながら生活したくなってきました。 ここにもふんだんに水が使用されていました。浜松市は水の多いところなのでしょうか。
楽器博物館の入り口にあるモニュメントです。台座に白大理石が使用されこじんまりとした品の良い作品でした。 観覧料 大人400円 高校生200円 小・中学生無料
JR浜松駅より徒歩10分の所にあります。
日本でピアノが初めて作られた街にある、日本で初めての公立楽器博物館。職員が演奏デモをしながら展示品の解説をしてくれるガイドツアーは必見だそうです。 広い場所を占拠しているこの楽器は、体鳴楽器に分類されるバリ・ガムランと呼ばれるアジアの楽器だそうです。彫刻が絢爛豪華ですね。
館内にあるミュージアムサロンで開演されていた、目のご不自由なお父様とその娘さんによる琴の演奏会が開かれていました。色々な曲目と奏でる琴の音色を楽しみながら、楽器博物館内を見学する。 世界の楽器約1000点が展示されており、そのうち70種の楽器の音色をヘッドフォンで楽しめる。さまざまな楽器を自由に演奏できる、体験コーナーが面白い。
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